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犬猫の玉ねぎ中毒について

犬猫に、玉ネギを与えてはいけない事は、飼主さんならご存知だと思います。(ウサギ・フェレット・ハムスターなども与えてはいけない)

玉ネギ中毒

ユリ科には、玉ネギのほかに長ネギ・ニラ・ニンニク・ラッキョウ・ワケギ・ノビル・ユリ根などがありますが、有毒物質アリルプロピルジスルファイドが含まれており、赤血球に傷害を与え、貧血をおこしたり、赤色の尿(ヘモグロビン尿)になります。
この物質は、熱にも安定しているために、ハンバーグ・シチュー・コンソメ・すき焼・肉じゃが・鍋物・天婦羅・串カツ・カレー・チャーハン・味噌汁など加熱しても破壊されません。
症状は、溶血性貧血・可視粘膜蒼白(歯茎が真っ白になる)・血色素尿・黄疸・歩行不安定・運動不耐性・元気沈衰・食欲消失・呼吸速拍・頻脈・下痢・嘔吐などで、死亡する事もあります。
中毒症状をおこす量は、犬の体重1Kgで玉ネギ約5~10Kgです。貧血をおこす量は、犬の体重1Kgで玉ネギ約15~20Kgです。中玉1個約200gの半分で7~8Kgの犬で問題となるかもしれません。

しかし、食べた玉ネギの量はあまり関係がなく、遺伝子要因で感受性の違いがあります。
味噌汁を一口飲んだだけでも重度の貧血をおこすケースもあれば、玉ネギを2個食べてしまっても無症状のケースもあります。また猫は犬に比べて玉ネギ中毒に対してより敏感であるといわれています。ニンニクは、ペットフードやサプリメントにガーリックが使われていますが、(※)ホメオパシー的(同種療法・同病治療)に少量であれば必要以上に心配する事はありません。むしろ、強壮効果・抗菌作用・解毒作用・抗がん作用などの有効性があります。
また、食餌にしばしば混ぜているキャベツ(アブラナ科)ですが、成分に蓚酸とサポニンを含んでおり、蓚酸は血液凝固抑制とカルシウムイオン低下作用があり、サポニンは強度の溶血作用があります。
玉ネギと同様に溶血性貧血をおこす可能性があるので、キャベツやニンニクなどを多量に与える事は控えるべきだと思います。

最後に、玉ネギ中毒は原因を除けば自然に治癒することもありますが、死亡することもありますので、なるべく早期にかかりつけの動物病院で診察を受けて下さい。

※ホメオパシー:病症に似た作用を起こす薬による治療法

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